919: おさかなくわえた名無しさん 2018/08/13(月) 09:21:54.49 ID:gQ5bPAOW.net
実家はイノシシが多発する限界集落。ひさしぶりに帰省したら爺ちゃんが本当にあったずうずうしい話してくれた。 
去年の秋、きのこ採りに山に入ったら思いがけず大漁で、すっかり帰宅が遅くなった。 
その日、薄暗い山の中で道に迷ったババアと出くわしたんだと。 
見慣れた顔じゃないから地域の者ではない、一目見てよそものと判断した。

爺ちゃんを見るやいなや助けて下さい、駐車場まで案内して下さいだの頼み込んできたんだけど、 
「一言だけ言っておく。俺は他人のあんたを助ける義理は無いし、こんな山奥で心中するつもりも無い。 
あんたが俺に着いて来るのは自由だが、俺はあんたのペースに合わせない。 
俺の車まで着いて来たらついでに乗せてやるのは構わんが、あんたの車を探すことはしない」 
とだけ言って何事も無かったかのようにスルー。 
しばらくは必タヒになって着いて来たらしいんだが、どんどん引き離され、後方から 
「待ってよ!」と言われたんだが、「待たないって言っただろ!」でFA。 
その後特にニュースにもならなかったから、あのババアも帰宅できただろうとのこと。 
結局は自力で解決できたことなのにピンチに巻き込まれそうになったこと、 
助けを請う側が自分の遅いペースに合わせろというのがずうずうしい。