ガールズにちゃんまとめ

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    馴れ初め

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    198: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/12/03(月) 00:55:55.84
    図書館で借りた本に栞が挟まってた。
    タティングレースで編んだいかにも手作りっぽい可愛いしおりは、
    すごく手が込んでる様に見えたから、返却する時に司書さんに頼んだ。
    俺より前に借りた何人かのうちの誰かが忘れたものだと思ったので。
    「すごくきれいで勿体無いので、できれば返してあげて下さい」
    「はい、お預かりします」
    自分で頼んでおいてアレだけど、そんなの本来の仕事じゃないだろうに、
    いわゆる文学少女がそのまま大人になったみたいなメガネの司書さんは、
    愛想良く笑った。きっとこの人に預かってもらえれば持ち主に戻るって、
    根拠も無く俺は思った。そういう笑顔だったね。

    自分の手を離れて安心してしまい、そんな事すっかり忘れた一ヶ月後の
    図書館で、司書さんに話しかけられた。
    「あの栞、ちゃんとお返ししておきました」
    「あー、ありがとうございます」
    「いえ、こちらこそ、ありがとうございました」
    「?」
    改めて司書さんにお礼言われたのがいまいち腑に落ちなかったが、
    その理由は後で解った。
    栞は司書さんが自分で本を借りた時に挟んだままにしてしまったもので、
    編み物も得意な本人の手作り。その場でお礼を言いたかったけど、
    利用者の情報は秘密厳守なので、ひとまず、預かったということにした
    というのが真相だった。あれは素で嬉しかった笑顔だったのね。

    てなわけで、その司書さんが嫁です。

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    658: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/10/12(土) 11:58:21.37
    俺の結婚を振り返ってみた。

    学生時代に近所に安くて上手い家庭料理の店が有り、俺は毎日のように通っていた。
    そこはばぁさんがほぼ一人でやっているような店だったが、土曜日の昼時に時々若い娘が手伝いに来ていた。それがばぁさんの孫で当時高校生の嫁だった。
    そのうち、嫁が俺に話しかけてくるようになり、年が近いこともあってよく相談に乗っていた。大抵は進路のことで、親は大学に行けというけど私は調理師専門学校に進んで、将来はばぁさんの店を継ぎたいという内容だった。

    俺はなんとなく大学に進んだ口だったので、高校生にして明確に将来の目標を持っている嫁がまぶしかった。最初の家は大学も言いもんだよとか答えていたが、
    徐々に嫁を応援する気持ちが強くなり、「自分を信じて進めば、きっと道は開ける」のような臭いセリフをいったような気がする。
    俺の言葉に後押しされたらしく、嫁は結局大学には行かず専門学校へ。そして並行してばぁちゃんによる嫁へのスパルタ調理実習開始。ばぁちゃんは料理については実の孫でも非常に厳しく、嫁の悔し泣きを慰める係は俺だった。
    しかし、それ以上に問題だったのは嫁の実習結果を俺が喰わされることだった。当初はマズメシだったけど、徐々に上手くなっていき、ばぁちゃんには負けるけど十分合格点をコンスタントに出せるようになっていった。

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    374: 名無しさん@お腹いっぱい。 2017/03/20(月) 23:08:31.47 ID:EUG5zjlN0
    馴れ初めかー
    俺と嫁の旧姓&名前が一字ちがいだったことかなー

    例えば
    俺:田中和夫
    嫁:田中和子
    年齢も同じ

    昔は嫁の友達に会うのが面倒くさいかったなー
    婿もらったのかとか説明するのうんざりしたw

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    79:名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/03(金) 20:32:12.86
    累ヶ淵という怪談があるんだけど
    俺はその怪談のように生まれてすぐ母親に見捨てられた

    生まれた時に俺は口唇裂だったようで
    しかも完全唇裂という鼻の孔の中から唇まで割れている状態だった

    生まれた俺を見た母はこんなの私の子じゃないと喚いたらしい
    医者の説明や早い段階からの治療で今では傷跡も
    ほぼ気にならないくらい綺麗になる事もいくら説明しても
    母は知らない聞こえないと全部拒否
    結果両親は離婚し、俺は父親に引き取られた
    その父と父方の親戚のサポートのおかげで
    小学校に上がる頃には傷跡は残るのものの
    他の子たちと変わらないクソガキへと成長し
    中学に上がる頃には傷跡も目立たなくなってた

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    620: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/03/14(金) 01:29:54.03
    俺と嫁は生まれた時からの幼馴染で、好きになったきっかけわりと変わってる
    俺が6歳くらいの頃のある日、近所を自転車の練習がてら散歩してた
    嫁の家の前を通ったら、前庭に大きな穴が空いてた
    びっくりして近寄ると穴の中に嫁がいた

    思わず「何してるの?」と声を掛けたら穴の中の嫁が振り返った
    呆気に取られてる俺に嫁はにっこり笑って答えた
    「穴掘ってるの!地球の裏側へ行くんだよ!(*´∀`*)」
    本気でそう言い切った嫁がむちゃくちゃ可愛かったのを今でも覚えてる
    たぶん俺が嫁を好きになった瞬間だったと思う
    一緒に穴掘りしたり石を集めては貢いだりして15年かけて嫁を落とした
    そしてまた5年かけてようやく一昨日に婚姻届を出せた
    そしてハネムーンは嫁と地球の裏側へ行くと決めたよ
    20年越しの願い事叶ったー!と喜んでる嫁が可愛い

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